計算のしくみ
この計算機は、軒先とけらばを合わせて一つの軒天の長さにし、軒天をパネルの働き幅一つ分の帯に分け、各パネルから何本の帯が取れるかを数えます。
軒天の長さ = 軒先 + けらば · 軒天の面積 = 軒天の長さ × 軒天の幅
帯 = ⌈ 軒天の長さ ÷ パネルの働き幅 ⌉
パネル = ⌈ 帯 ÷ ⌊ パネルの長さ ÷ 軒天の幅 ⌋ ⌉ · ケース = ⌈ パネル ÷ ケースあたりの枚数 ⌉
鼻隠し = ⌈ 軒天の長さ ÷ 鼻隠しの長さ ⌉
Fチャンネル = Jチャンネル = ⌈ 軒天の長さ ÷ チャンネルの長さ ⌉
⌈ ⌉ は切り上げ、⌊ ⌋ は切り捨てです。パネルからは丸ごとの帯しか切り出せません。
面積だけでなくパネルで数える理由
ビニル軒天パネルは壁から鼻隠しまで軒の出を横切って張るため、各パネルを軒天の幅と同じ長さの帯に切ります。各パネルのどれだけを使えるかはその幅で決まります。12 ft のパネルからは、幅 12 in の軒天ならちょうど 12 本、16 in なら 9 本の帯が取れますが、18 in では 8 本だけで、20 in では帯 7 本と 4 in の端材になります。換気口、塗装、手間は面積から見積もることが多いため、面積も表示します。
鼻隠しとチャンネル
鼻隠しカバーは軒天と同じ長さに沿って付けます。壁側では軒天パネルを受け材(Fチャンネル、または釘打ちのつばに切り込みを入れた Jチャンネル)に差し込みます。鼻隠し側では、製品の方式によって Jチャンネルに入れるか鼻隠しそのものに載せます。そこにチャンネルを使わない場合は「なし」を選んでください。
計算例
軒先が 80 ft、軒天の幅が 12 in の家とします。CertainTeed Universal Triple 4” はパネル一枚で 12 in を覆い、長さは 12 ft なので、軒天には帯 80 本が必要で、各パネルから 12 本取れます。6.7 なのでパネルは 7 枚、16 枚入りのケース一つです。鼻隠しは 80 ÷ 12 = 6.7 で 12 ft の材 7 本、Fチャンネルと Jチャンネルは 80 ÷ 12.5 = 6.4 でそれぞれ 7 本です。
含まれないもの
釘、隅棟の角の Hバー、留めのための追加の材、木製の鼻隠し板そのもの、巻き板金は数えていません。屋根裏の換気(有孔軒天がどれだけ必要か)はここでは計算しません。屋根材・屋根裏の換気部材のメーカーと地域の基準に従ってください。
計算例
入力
- 軒先の長さ
- 80 ft
- けらばの軒天の長さ
- 0 ft
- 軒天の幅
- 1 ft
- 軒天パネル
- CertainTeed Universal Triple 4" – 12 in × 12 ft、ケースあたり 16 枚
- 鼻隠し一本の長さ
- 12 ft
- 鼻隠し側の受け材
- 鼻隠しに沿って Jチャンネル
- J・Fチャンネルの長さ
- 12.5 ft
結果
- 軒天の長さ(軒先 + けらば)
- 80 ft
- 軒天の面積
- 80 sq ft
- 軒の出を横切って切る軒天の帯
- 80
- 軒天パネル
- 7
- ケース
- 1
- 鼻隠しの本数
- 7
- 壁に沿った Fチャンネル
- 7
- 鼻隠しに沿った Jチャンネル
- 7
よくある間違い
- 軒天パネルを面積だけで数える。パネルは軒の出を横切るように切ります。12 ft のパネルからは幅 12 in の軒天なら 12 本の帯が取れますが、18 in の軒天では 8 本だけで、その間の端材は無駄になります。
- 働き幅ではなくパネルの全幅を使う。パネルははめ合わせるため、軒天を覆うのは働き幅だけです。
- 軒天の幅を鼻隠しの表面まで測る。パネルは鼻隠しの裏のチャンネルや溝で終わります。鼻隠しの裏まで測ってください。
- 妻側のけらばの軒天を忘れる。妻側の出を箱状に囲う場合は、その長さをけらばに加えてください。
- けらばにも鼻隠しを付けるのに、軒先の分だけ鼻隠しを注文する。ここでは鼻隠しの長さは軒天の長さと同じです。軒天のないけらばの鼻隠しは別に加えてください。
前提条件と限界
- 軒天の幅はどこでも同じとします。軒先とけらばで幅が違う場合は別々に測り、結果を合計してください。
- パネルは軒の出を横切るように張り、帯はすべて軒天の幅に切ります。帯一本より短い端材は再利用しません。
- 鼻隠し、Fチャンネル、Jチャンネルは軒天の全長に一回ずつ付け、継ぎ目の重ねや角のロスは含めません。
- 同じ形状の有孔パネルと無孔パネルは同じ幅を覆います。屋根裏にどれだけの換気が必要かは、屋根材・屋根裏の換気部材のメーカーと地域の基準による設計上の問題です。
よくある質問
軒天パネルは何枚必要ですか?
軒天の長さをパネルの働き幅で割って帯の本数を出し、それをパネル一枚から切り出せる帯の本数で割ります。幅 12 in の軒天 80 ft に CertainTeed Triple 4(働き幅 12 in、長さ 12 ft)を使うと、帯 80 本をパネル一枚あたり 12 本で割り、パネルは 7 枚です。
ビニル軒天一ケースでどれだけ張れますか?
形状によって異なります。CertainTeed のカタログでは、Universal Triple 4" はケースあたり 16 枚・192 sq ft、Double 5" はケースあたり 20 枚・2 スクエア(200 sq ft)です。パネルは軒天の幅に切るため、面積から考えるより多くのパネルを使います。
軒天の Jチャンネルと Fチャンネルの違いは何ですか?
どちらも軒天パネルの切った端を受けます。Fチャンネルはつばを壁に平らに当てて壁に釘留めします。CertainTeed は Fチャンネルを「軒天の受け材として使用」としています。Jチャンネルは鼻隠し側によく使われます。パネルを鼻隠しに載せる方式もあるため、ここでは Jチャンネルは任意です。
鼻隠しやチャンネルの一本の長さは?
CertainTeed のカタログでは、Jチャンネルと Fチャンネルは 12 ft 6 in、アルミのリブ付き鼻隠しは 12 ft の長さです。購入する材を確認し、その長さを入力してください。
出典
- Siding Collection Product Catalog 2026 — CertainTeed. ユニバーサルビニル軒天 Triple 4":長さ 12'、働き幅 12"、ケースあたり 16 枚・192 sq ft。Double 5":長さ 12'、働き幅 10"、ケースあたり 20 枚・2 スクエア。Jチャンネルと Fチャンネル(「軒天の受け材として使用」)は長さ 12' 6"。アルミの 6" と 8" リブ付き鼻隠しは長さ 12'。
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月5日