計算のしくみ
この計算機は、体積に予備分を加え、一袋分の仕上がり量で割ります。
予備分を含む体積 = 体積 × (1 + 予備分 ÷ 100)
袋数 = ⌈ 予備分を含む体積 ÷ 袋あたりの仕上がり量 ⌉
袋の総重量 = 袋数 × 袋の重さ
⌈ ⌉ は次の整数の袋への切り上げを表します。丸めは最後にだけ行います。
鍵となる数値は仕上がり量です。これは一袋から練り上がるコンクリートの体積で、袋に印刷されています。袋の重さだけでは体積はわかりません。このツールは材料の数量を概算するだけで、配合や設計が適しているかは評価しません。
計算例
入力
- 必要なコンクリートの体積
- 10 cu ft
- 袋あたりの仕上がり量
- 0.6 cu ft
- 袋の重さ
- 80 lb
- コンクリートの予備分
- 10 %
結果
- 袋数
- 19
- 予備分を含む体積
- 11 cu ft (0.407 cu yd)
- 袋の総重量
- 1,520 lb (0.76 short tons)
よくある間違い
- 同じ重さの袋ならどれも同じ体積になると思い込む。配合やブランドが違えば仕上がり量も異なることがあります。袋の表示を読んでください。
- 単位の選択を確かめずに、スラブの体積を立方ヤードで、仕上がり量を立方フィートで入力する。計算機は単位を換算しますが、それは各欄に正しい単位が表示されている場合だけです。
- 計算どおりの袋数ちょうどを買う。打設の途中で材料が尽きるのは、未開封の袋を返品するより困ります。
- 重さを忘れる。数十袋になると、乗用車や小型トレーラーで安全に運べる量を超えることがあります。車両の最大積載量を確認してください。
前提条件と限界
- 入力する仕上がり量は、メーカーが示す袋あたりの練り上がり体積とします。実際の仕上がり量は水量や締固めによって多少変わります。
- 袋数は予備分を加えた後に整数の袋に切り上げます。
- 総重量は 袋数 × 袋の重さ で、運ぶ袋の乾燥重量です。打設後のコンクリートの重さではありません。
- 結果は材料の数量だけであり、構造設計ではありません。
よくある質問
一袋でどれだけのコンクリートができますか?
袋の表示を確認してください。一例として、QUIKRETE の Concrete Mix(No. 1101)の技術データシートでは、40 lb の袋で約 0.30 cu ft、60 lb で 0.45 cu ft、80 lb で 0.60 cu ft、90 lb で 0.675 cu ft としています。ほかの製品やブランドでは異なることがあります。
立方ヤードあたり何袋必要ですか?
27 立方フィートを袋の仕上がり量で割り、切り上げます。仕上がり量が 0.60 cu ft の袋なら、予備分を加える前で 27 ÷ 0.60 = 45 袋、0.45 cu ft なら 60 袋です。
袋で買うのと生コンを注文するのはどちらがよいですか?
小さな作業では袋の方が手軽なことが多いです。大きな打設では、多くの袋を手で練るのに時間がかかり、先に練ったコンクリートが固まる前に打設しなければなりません。ここで出た袋数と重さを、同じ体積の生コンの見積もりと比べてください。
袋の表示では仕上がり量がリットルで書かれています。そのまま入力できますか?
はい。メートル法の単位に切り替えて表示どおりのリットルで入力するか、米国の単位のまま換算してください。一立方フィートは約 28.3 リットルです。
出典
- QUIKRETE Concrete Mix (No. 1101) Product Data Sheet — The QUIKRETE Companies. 袋あたりの仕上がり量:40 lb ≈ 0.30 ft³、50 lb ≈ 0.375 ft³、60 lb ≈ 0.45 ft³、80 lb ≈ 0.60 ft³、90 lb ≈ 0.675 ft³。
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月2日