棟用シングル計算機

屋根にあるすべての棟とすべての隅棟の長さを合計し、棟用シングルを選ぶか束に印刷された施工長さを入力すると、何束買えばよいかがわかります。

例の値が入力されています。ご自身の測定値に置き換えてください。

すべての棟の合計の長さです。棟は、二つの屋根面がいちばん上で接する水平な線です。単純な切妻屋根なら、ほぼ建物の長さに軒の出を足した長さです。

すべての隅棟の合計の長さです。隅棟は、寄棟屋根の傾斜した出隅です。切妻屋根なら 0 を入力してください。谷(入隅)には棟用シングルを使いません。

棟用シングル

この選択肢は、メーカーの技術データシートにある一束あたりの施工長さを使っています。ほかの製品は「自分の施工長さ」を選んでください。

スターター、隅棟と棟が接する箇所の切断、破損した部材の分の上乗せです。0 を入力すると最低限の量がわかります。

必要な材料

束数
2
棟と隅棟
12 m
予備分を含む長さ
12 m
使用した一束あたりの施工長さ
9 m
  • 一束あたりの施工長さは製品によって異なり、メーカーが指定する葺き足によって変わります。購入する棟用シングルの値を使ってください。
  • 多くの棟用シングルでは、各隅棟と棟の始まりにスターターを使い、隅棟が棟に接する箇所では余分な切断が必要です。予備分でこれらを見込みます。
  • ロス分は含まれていません。カット、破損、柄合わせのために通常は材料が余分に必要です。製品の施工説明書を確認してください。

任意です。購入先の価格を入力してください。価格を自動で入力することはありません。

あくまで概算です。実際に必要な材料の量は異なる場合があります。購入前にメーカーの仕様を確認してください。

購入数:2 束

計算のしくみ

計算機は棟と隅棟の長さを合計し、入力された予備分を加え、一束あたりの施工長さで割ります。

覆う長さ = 棟 + 隅棟
予備分を含む長さ = 覆う長さ × (1 + 予備分 ÷ 100)
束数 = ⌈ 予備分を含む長さ ÷ 一束あたりの施工長さ ⌉

⌈ ⌉ は次の整数の束数に切り上げることを表します。施工長さとは、メーカーの葺き足で一束が覆う棟の長さで、枚数 × 一枚あたりの葺き足 です。

棟用シングルを葺く場所

屋根面は平部用のシングル材で覆います。二つの面が出隅で接する箇所、つまりいちばん上の棟と、寄棟屋根の隅棟では、継ぎ目を、縁に沿って折り曲げた棟用シングルで覆います。二つの面が入隅で接する谷は、平部用のシングル材か金属の谷板金で仕上げ、棟用シングルは使いません。

切妻屋根には棟が一つあり、隅棟はありません。長方形の家の寄棟屋根には棟が一つと隅棟が四つあり、方形屋根には隅棟が四つあって棟はありません。ドーマーや増築部分のものも含め、屋根にあるすべての棟と隅棟を合計してください。

隅棟と棟の測り方

棟は水平なので、地上からでも図面からでも測れます。単純な切妻屋根なら、建物の長さに両側のけらばの出を足した長さです。隅棟は軒先に向かって下がっているので、覆う水平距離より必ず長くなります。隅棟は屋根に沿って測るか、屋根の調査報告書から取るか、図面から計算してください。

一束あたりの施工長さ

棟用シングルは束で販売され、各束には何リニアフィート覆えるかが表示されています。IKO の Hip & Ridge 12 と Hip & Ridge Class 4 の技術データシートでは、一束 21 枚で、それぞれを 3 つに分け、葺き足 5 5/8 in で葺きます。63 × 5 5/8 in = 354 in、つまり 29.53 リニアフィート(9 リニアメートル)です。これが製品の選択肢の値です。ほかの製品では枚数も葺き足も異なり、施工長さも違うので、包装を読んでお使いの値を入力してください。

予備分

棟用シングルは、各隅棟の下端と各棟の端から葺き始め、ふつうはスターターを使います。たとえば Owens Corning の ProEdge の施工説明書では、各隅棟と棟の始まりに、棟用シングルからつくったスターターを使います。隅棟が棟に接する箇所では、部材を合わせて切ります。これらの部材と、寒い時期に曲げると割れる部材の分の予備分を加えてください。

計算例

棟が 40 ft で隅棟のない切妻屋根では 40 ÷ 29.53 = 1.35 なので、IKO Hip & Ridge 12 が 2 束必要です。棟が 24 ft、18 ft の隅棟が四つある寄棟屋根では覆う長さが 96 ft で、予備分 10 % を加えると 105.6 ft ÷ 29.53 = 3.58 なので 4 束です。

計算例

入力

棟の長さ
40 ft
隅棟の長さ
0 ft
棟用シングル
IKO Hip & Ridge 12 / Class 4 – 一束あたり 29.53 lin ft(9 m)
予備分
0 %

結果

棟と隅棟
40 ft
予備分を含む長さ
40 ft
使用した一束あたりの施工長さ
29.53 ft
束数
2

よくある間違い

  • 棟を平面図だけで測る。隅棟は軒先に向かって下がっているので、水平距離より長くなります。隅棟に沿って測るか、屋根の図面を使ってください。
  • 隅棟を忘れる。寄棟屋根では、隅棟の長さが棟より長くなることがよくあります。
  • 平部用のシングル材の施工面積を使う。平部用のシングル材の束は面積(スクエア)で表示され、棟用シングルは長さ(リニアフィート)で表示されます。
  • どの束も同じ長さを覆うと考える。施工長さは枚数と葺き足によって決まり、それらは製品によって異なります。
  • 谷を数える。谷は平部用のシングル材か金属の谷板金で仕上げ、棟用シングルは使いません。

前提条件と限界

  • 棟と隅棟の長さは屋根面に沿って測ったものとします。
  • 束の施工長さの前提と同じく、棟と隅棟のすべての部分に、メーカーの葺き足で棟用シングルを一層葺くものとします。
  • 束数は予備分を加えたあとで整数に切り上げます。
  • スターター、棟換気、隅棟と棟の取り合いは別に扱いません。予備分を使ってください。

よくある質問

棟用シングル一束で何リニアフィート覆えますか?

製品によって異なります。IKO の Hip & Ridge 12 と Hip & Ridge Class 4 の技術データシートでは、一束あたり 29.53 リニアフィート(9 リニアメートル)で、21 枚のシングルをそれぞれ 3 つに分け、葺き足 5 5/8 in で葺きます。購入する棟用シングルの包装か技術データシートを確認してください。

棟と隅棟はどう測りますか?

屋根の図面、屋根の調査報告書、または屋根の上での実測で求めます。切妻屋根の棟は、ほぼ建物の長さにけらばの出を足した長さです。隅棟は棟の端から軒の角まで傾斜に沿って下がるので、水平距離より長くなります。屋根面に沿って測ってください。

棟ごとにスターターが必要ですか?

多くの製品では、各隅棟と棟の始まりにスターターを使います。たとえば Owens Corning の ProEdge の施工説明書では、各隅棟の下端と各棟の端に、棟用シングルからつくったスターターを使います。その分の予備分を加えてください。

3 タブのシングル材を切って棟用に使えますか?

お使いのシングル材メーカーの施工説明書を確認してください。どの棟用シングルを平部のシングル材と組み合わせてよいかが書かれています。切って使う場合、施工長さは一枚から何枚取れるかと使う葺き足によって決まります。その値を自分の施工長さとして入力してください。

出典

計算方法の確認日:2026年11月4日

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