計算のしくみ
この計算機は床面積を求めてロス率を加え、目地を含めたタイル一枚分の面積で割ります。
面積 = 長さ × 幅
ロス分を含む面積 = 面積 × (1 + ロス率 ÷ 100)
タイル = ⌈ ロス分を含む面積 ÷ ((タイルの長さ + 目地) × (タイルの幅 + 目地)) ⌉
箱数 = ⌈ タイル ÷ 箱あたりの枚数 ⌉ または ⌈ ロス分を含む面積 ÷ 箱あたりの施工面積 ⌉
⌈ ⌉ は次の整数への切り上げを表します。タイルや箱は一部だけ買うことはできないからです。丸めは最後にだけ行うので、途中の計算で小さな端数が失われることはありません。
すべての寸法は掛け算の前に一つの内部単位に換算されるため、部屋はフィート、タイルはインチのように混ぜて入力できます。
計算例
入力
- 測り方
- 部屋の長さ × 幅
- 部屋の長さ
- 12 ft
- 部屋の幅
- 10 ft
- タイルの長さ
- 12 in
- タイルの幅
- 12 in
- 目地幅
- 1/8 in
- 張り方
- 平行張り
- ロス率
- 10 %
- 箱の入り数の表し方
- 箱あたりの枚数
- 箱あたりの枚数
- 10
結果
- 床面積
- 120 sq ft
- ロス分を含む面積
- 132 sq ft
- タイル
- 130
- 箱数
- 13
よくある間違い
- 箱に記載された実寸ではなく、タイルの呼び寸法を使ってしまう。「12 × 12」として販売されているタイルでも、実際はわずかに小さいことがあります。
- 目地を忘れる。小さなタイルでは、目地によって一枚あたりが占める面積がはっきり大きくなります。目地を考えないと枚数を多く見積もってしまいます。
- ロス分なしで、計算どおりの量だけを買う。壁際のカット、破損、将来の補修用の予備は、すべて同じ箱から出ていきます。
- 製造ロットの異なる箱を混ぜる。色味やサイズはロットによって異なることがあります。まとめて一度に購入し、ロット番号を確認してください。
前提条件と限界
- 部屋は長方形であるか、床面積の合計を入力しているものとします。タイル一枚と、その目地の分担分が覆う面積は (タイルの長さ + 目地) × (タイルの幅 + 目地) です。
- 枚数は面積による概算です。個々のカットは計画しないため、角の多い部屋やごく大判のタイルではさらに必要になることがあります。
- 斜め張りも同じ面積で数えます。余分なカットは、入力したロス率でしか考慮されません。
- 箱数は切り上げて整数にします。箱の入り数がない場合は、タイルの枚数だけを表示します。
よくある質問
タイルはどのくらい多めに買えばよいですか?
張り方、タイルのサイズ、部屋に必要なカットの数によって変わります。目安の数値は、メーカーの施工説明書や販売店に確認するのがいちばんです。単純な部屋の平行張りがもっとも少なく、斜め張りや柄のある張り方がもっとも多く必要です。補修用に予備のタイルを数枚残しておく施工者も多くいます。
目地によって必要なタイルの枚数は変わりますか?
はい、わずかに変わります。タイル一枚は、自身のサイズに加えて縦横それぞれ目地幅一本分を占めます。12 × 12 in のタイルで目地が 1/8 in なら 12.125 × 12.125 in となり、一枚あたりの面積が約 2% 増えるため、面積だけで計算した場合より約 2% 少ない枚数で済みます。
壁タイルにも使えますか?
はい。壁の幅を長さに、高さを幅に入力するか、壁の面積を直接入力します。そのうえで、窓を別に測って差し引いてください。
出典
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月2日