小屋裏換気計算機

小屋裏の床面積を入力し、地域の建築基準が定める換気比率を選び、排気と給気の換気部材を選んでください。計算機は有効開口面積(NFA)の合計を求めてその半分を排気に割り当て、換気口または棟換気部材の数を数え、実際に設置する排気に合わせて給気を釣り合わせます。

例の値が入力されています。ご自身の測定値に置き換えてください。

屋根面ではなく、床(下の階の天井)で測った換気する小屋裏空間の面積です。単純な形の家なら、外壁の内側の建物の面積です。

換気比率

International Residential Code(R806.2)は 1/150 を用い、特定の条件の下でのみ 1/300 を認めています。これらは参考として示しています。地域の建築基準と建築確認の担当部署が求める比率を使ってください。

排気の換気部材

排気の換気部材は屋根の高い位置に付けます。各選択肢は Lomanco の製品表にある有効開口面積を使っています。ほかの製品には「換気部材を入力」を選び、換気部材のラベルにある NFA を入力してください。

給気の換気部材

給気の換気部材は軒天や軒先など低い位置に付けます。各選択肢は Lomanco の NFA 値を使っています。ほかの製品には「換気部材を入力」を選んでください。

必要な材料

有効開口面積の合計
7,333 cm²= 0.733 m²
排気口または棟換気部材の数
4
給気口の数
12
必要な排気 NFA(半分)
3,667 cm² (0.367 m²)
必要な棟換気の長さ
9.62 m
設置する排気 NFA
4,645 cm² (0.465 m²)
設置する給気 NFA
5,032 cm² (0.503 m²)
  • 1/150 と 1/300 の比率は IRC R806.2 の値で、参考として示しています。小屋裏に何が必要かは、地域の建築基準、屋根材と断熱材のメーカーの要件、建築確認の担当部署が決めます。
  • 換気部材の数は、換気部材の外寸ではなく、各メーカーが公表する有効開口面積で数えています。網、ルーバー、バッフルが場所をとるため、換気部材が通す空気は開口から想像するより少なくなります。

任意です。購入先の価格を入力してください。価格を自動で入力することはありません。

あくまで概算です。実際に必要な材料の量は異なる場合があります。購入前にメーカーの仕様を確認してください。

購入数:4 個
詳細設定

任意です。換気部材の説明書が求める端部の控えを除いた、棟換気を取り付けられる棟の合計の長さです。必要な換気部材のほうが長い場合は、計算機が警告します。

計算のしくみ

計算機は小屋裏の床面積を必要な有効開口面積に換算し、まず排気を決め、それに合わせて給気を釣り合わせます。

NFA の合計 = 小屋裏の床面積 ÷ 150  (または ÷ 300)
排気 NFA = NFA の合計 ÷ 2
排気口 = ⌈ 排気 NFA ÷ 排気部材あたりの NFA ⌉  ·  棟換気の長さ = 排気 NFA ÷ フィートあたりの NFA
給気口 = ⌈ 排気口 × 排気部材あたりの NFA ÷ 給気部材あたりの NFA ⌉

⌈ ⌉ は次の整数個への切り上げです。面積は 1 sq ft = 144 sq in(1 m² = 10,000 cm²)で換算します。

比率はこのページではなく建築基準で決まる

International Residential Code の R806.2 は、換気の有効開口面積の最小値を換気する空間の 1/150 と定めています。1/300 が認められるのは二つの場合です。Climate Zone 6、7、8 で天井の冬に暖かい側に Class I または II の防湿材を施工する場合と、必要面積の 40 % 以上 50 % 以下を小屋裏の上部(棟から 3 ft 以内)の換気口で確保し、残りを軒先か軒天の換気口で確保する場合です。計算機は両方の比率を参考として示します。地域の建築基準はこれらの規定を変更していることがあり、屋根材や断熱材のメーカーには独自の要件があり、換気をしない構造の小屋裏もあるため、建築確認の担当部署に確認してください。

換気部材の大きさではなく有効開口面積

換気部材の外寸から、どれだけ空気を通すかはほとんどわかりません。Lomanco の C816 軒天換気口は外寸 8 × 16 in、開口 7 × 15 in ですが、ルーバーと網が開口の一部をふさぐため、NFA は 65 sq in です。棟換気はフィートあたりで表示され、Lomanco は LPR と VUR についてフィートあたり NFA 18 sq in としているので、10 ft の VUR-10 の部材は 180 sq in です。750 屋根換気口は 50 sq in です。必ず、お使いの換気部材についてメーカーが表示する NFA で割ってください。

給気と排気の釣り合い

Lomanco は必要面積を排気と給気に等分し、そのうえで給気を実際に設置した排気に合わせます。給気の NFA は排気と同じかやや上回るべきです。計算機も同じ方法をとります。整数個に切り上げるため、設置する排気はふつう合計の半分をやや上回り、給気はそれに合わせます。そのため、設置する合計が必要量を下回ることはありません。

棟の長さ

棟換気には取り付ける棟が必要です。使える棟の長さを入力すると、必要な換気部材の長さがそれを超える場合に計算機が警告します。隅棟、端部の控え、煙突は使える棟を短くします。棟が足りない場合は、換気部材メーカーの説明書に、組み合わせて使えるほかの排気部材が示されています。

計算例

1,200 sq ft の小屋裏を 1/150 で計算すると、有効開口面積は 8 sq ft、つまり 1,152 sq in が必要です。その半分の 576 sq in を棟に割り当てます。10 ft の部材あたり 180 sq in なら 3.2 本なので、4 本を買い(必要な換気部材は 32 ft)、720 sq in の排気を設置します。これに 65 sq in の軒天換気口で合わせると 720 ÷ 65 = 11.1 なので、軒天換気口 12 個で 780 sq in になります。

計算例

入力

小屋裏の床面積
1200 sq ft
換気比率
1/150 – 150 sq ft あたり NFA 1 sq ft
排気の換気部材
Lomanco VUR-10 棟換気 – 10 ft の部材、180 sq in(ft あたり 18 sq in)
給気の換気部材
Lomanco C816 軒天換気口、8 × 16 in – 各 65 sq in

結果

有効開口面積の合計
1,152 sq in (8 sq ft)
必要な排気 NFA(半分)
576 sq in (4 sq ft)
排気口または棟換気部材の数
4
必要な棟換気の長さ
32 ft
設置する排気 NFA
720 sq in (5 sq ft)
給気口の数
12
設置する給気 NFA
780 sq in (5.42 sq ft)

よくある間違い

  • 小屋裏の床面積の代わりに屋根面積を使う。比率は換気する空間の面積に掛けるため、同じ天井の上なら、急勾配の屋根が緩勾配の屋根より多くの NFA を必要とするわけではありません。
  • 換気部材を外寸で数える。Lomanco の 8 × 16 in の軒天換気口は開口が 7 × 15 in ですが、有効開口面積は 65 sq in で、128 sq in よりはるかに小さい値です。
  • 条件を満たさずに 1/300 を使う。IRC が小さい比率を認めるのは、Climate Zone 6–8 で天井に防湿材を施工する場合か、面積の 40–50 % を棟付近の上部の換気口で確保する場合だけです。
  • 給気より多くの排気を設置する。Lomanco は、給気の NFA は設置した排気の NFA と同じかやや上回るべきだとしています。給気が少なすぎると排気口が十分に働きません。
  • 切り上げを忘れる。Lomanco 自身の例では、9.6 個の屋根換気口が必要で、10 個を設置しています。

前提条件と限界

  • NFA の合計 = 小屋裏の床面積 ÷ 選んだ比率(150 または 300)。結果は平方インチ(メートル法では cm²)で表示します。1 sq ft = 144 sq in です。
  • Lomanco の方法と同じく、合計の半分を排気に割り当てます。そのうえで給気を、実際に設置する排気 NFA 以上に設定するため、設置する合計が必要量を下回ることはありません。
  • 換気部材は各メーカーの NFA 値から数え、整数個の換気口または整数本の棟換気部材に切り上げます。棟換気の長さは、必要な排気 NFA がちょうど得られる長さです。
  • 排気と給気はそれぞれ一種類です。棟換気と妻換気や動力換気の併用、浴室換気扇のダクト、断熱材部分の通気スペーサーはモデル化していません。換気部材のメーカーの説明書に従ってください。

よくある質問

小屋裏の換気はどれだけ必要ですか?

International Residential Code(R806.2)は、換気の有効開口面積の最小値を換気する小屋裏の面積の 1/150、特定の条件の下では 1/300 と定めています。1,200 sq ft の小屋裏を 1/150 で計算すると 8 sq ft、つまり 1,152 sq in で、これを給気と排気に分けます。最終的には地域の建築基準に従います。

有効開口面積(NFA)とは何ですか?

Lomanco の定義では、換気部材のルーバー、網、その他の部品を差し引いた後に空気が通れる実際の開口面積です。平方インチで測り、換気部材の外寸より小さいため、必ずメーカーが表示する NFA を使ってください。

棟換気は何フィート必要ですか?

排気 NFA を棟換気のフィートあたりの NFA で割ります。Lomanco の LPR と VUR の棟換気はフィートあたり 18 sq in なので、排気 576 sq in には 32 ft の換気部材、つまり 10 ft の部材四本が必要です。

軒天換気口は何個必要ですか?

設置する排気 NFA を軒天換気口一個の NFA で割り、切り上げます。Lomanco の棟換気部材四本(720 sq in)と各 65 sq in の C816 軒天換気口なら、720 ÷ 65 = 11.1 で 12 個です。

給気と排気は同じにすべきですか?

Lomanco は必要面積を等分し、給気は設置した排気と同じかやや上回るべきだとしています。IRC の 1/300 の例外を換気口の配置で適用する場合は、面積の 40–50 % を上部の換気口に、残りを軒先や軒天に設ける必要があります。

出典

  • Seattle Residential Code 2015, Chapter 8 – Roof-Ceiling Construction (2015 IRC with amendments) — City of Seattle, Department of Construction and Inspections. R806.2:「換気の有効開口面積は、換気する空間の面積の 1/150 以上とする」。例外:Climate Zone 6–8 で天井の冬に暖かい側に Class I または II の防湿材を施工する場合、または「必要換気面積の 40 パーセント以上 50 パーセント以下を上部の換気口で確保する」場合(棟から 3 ft 以内の位置、残りは軒先・軒天の換気口)は 1/300。
  • How Many Attic Vents Do I Need? — Lomanco. 小屋裏の床面積を比率(1/150、認められる場合は 1/300)で割り、× 144 で NFA の平方インチにし、給気と排気に分ける。「必ず次の整数個に切り上げる」。給気の NFA は「設置した排気の NFA と同じか、やや上回るようにする」。例:2,000 sq ft を 1/300 → 960 sq in、750 換気口(各 50 sq in)十個 = 500、Deck-Air DA-4(各 36 sq in)十四個 = 504。
  • Ridge Vents – model information — Lomanco. LPR と VUR のアルミ製棟換気:「フィートあたり NFA 18 平方インチ」。製品表 VUR-10:長さ 10 ft、NFA 180 sq in(LPR-8:8 ft、144 sq in)。
  • Static Roof Vents – model information — Lomanco. 製品表:750 スラントバック型屋根換気口、16 × 20.313 × 5 in、NFA 50 sq in。
  • Intake Vents – model information — Lomanco. 軒天換気口の表:C816、外寸 8 × 16 in、開口 7 × 15 in、NFA 65 sq in(C416 は 25、C616 は 37)。「給気側は、有効開口面積で排気側と同じかそれ以上を確保しなければならない。」
  • NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。

計算方法の確認日:2026年11月6日

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