計算のしくみ
計算機は芝生の面積に播種量を掛け、袋の重さが入力されていればそれで割ります。
面積 = 長さ × 幅
播種量 = 新しい芝生の種類別播種量(オーバーシードでは × ½)、または自分の播種量
種の量 = 面積 × 播種量
袋数 = ⌈ 種の量 ÷ 袋の重さ ⌉
⌈ ⌉ は次の整数の袋数に切り上げることを表します。米国の単位では播種量は 1,000 sq ft あたりのポンド数なので、2,500 sq ft の芝生に 1,000 sq ft あたり 4 lb でまくなら、2.5 × 4 = 10 lb の種が必要です。種類別の播種量は Ohio State の Buckeye Turf の播種量表(各範囲の下限)から、オーバーシードの半量は Kansas State と Nebraska Extension から取っています。単位は内部で換算されるため、面積は平方フィートでも平方メートルでも、播種量は g/m² でも入力できます。
計算例
入力
- 測り方
- 芝生の長さ × 幅
- 芝生の長さ
- 50 ft
- 芝生の幅
- 20 ft
- 作業
- 新しい芝生(裸地)
- 芝の種類
- トールフェスク
- 袋の重さ
- 3 lb
結果
- 芝生の面積
- 1,000 sq ft
- 使用した播種量
- 8 lb/1,000 sq ft
- 買う種の量
- 8 lb
- 袋数
- 3
よくある間違い
- オーバーシードに新しい芝生の播種量を使う。まだ芝が残っている芝生なら、ふつうは半分の量で足ります。倍にまくと種が無駄になり、芽生えが込み合います。
- 混合種子に単一種の播種量を使う。混合種子や、マルチング材・肥料入りの種は、ポンドあたりにまける面積が違います。ラベルを読んでください。
- 芝生ではなく庭全体を測る。花壇、小道、テラス、駐車スペースは除いてください。
- 種を一度にすべてまく。均一にまくには、半分を一方向に、残りの半分をそれと直角の方向にまきます。
- 「念のため」と多くまきすぎる。Kansas State は、種が多すぎると芝生が病気やストレスに弱くなると注意しています。
前提条件と限界
- 播種量は、一種類だけをまく場合の 1,000 sq ft あたりの種のポンド数です。新しい芝生の播種量は Ohio State の範囲の下限で、オーバーシードはその半分です。
- 自分の播種量は、どの作業を選んでも入力したとおりに使います。
- 種の量 = 面積 × 播種量 です。袋数は整数に切り上げ、種の重さは丸めません。
- バミューダグラスやゾイシアグラスなどの暖地型芝草は一覧にありません。種のラベルか農業普及機関の播種量を入力してください。
- メートル法の播種量は、同じ値を正確に換算したものです(1,000 sq ft あたり 1 lb ≈ 4.88 g/m²)。
よくある質問
1,000 平方フィートあたり芝の種はどれくらい必要ですか?
芝の種類によって変わります。Ohio State は 1,000 sq ft あたり、ケンタッキーブルーグラス 2–3 lb、トールフェスク 8–10 lb、ファインフェスク類 3–6 lb、ペレニアルライグラス 7–8 lb としています。ブルーグラスの種はとても小さいので、ずっと少ない量で同じ面積を覆えます。
芝生のオーバーシードにはどれくらいの種が必要ですか?
新しい芝生の播種量の約半分です。Kansas State は、トールフェスクでは新しい場所に 1,000 sq ft あたり 6–8 lb、オーバーシードにはその約半分、ケンタッキーブルーグラスでは新しい芝生に 2–3 lb、オーバーシードにはその半分を勧めています。Nebraska Extension は、既存の芝生にオーバーシードする場合は播種量を最大 50 % 減らせるとしています。
1,000 sq ft あたりのポンドを、平方メートルあたりのグラムに換算するには?
約 4.88 を掛けます。ポンドは 453.59 g、1,000 sq ft は 92.90 m² なので、1,000 sq ft あたり 8 lb は約 39 g/m² です。単位を切り替えると、計算機は正確に換算します。
エーカーあたり芝の種は何袋必要ですか?
エーカーは 43,560 sq ft、つまり 43.56 千 sq ft です。1,000 sq ft あたり 8 lb なら、新しい芝生のトールフェスクで約 348 lb になります。面積に 43,560 sq ft を、さらに袋の重さを入力すると袋数がわかります。
種の袋に書かれた施工面積が違うのはなぜですか?
芝生用の種の多くは混合種子だったり、コーティング、マルチング材、肥料を含んでいたりするため、製品ポンドあたりの種の量は少なくなります。その袋にある播種量を「自分の播種量」で使ってください。
出典
- Turfgrass Establishment Series: Species/Cultivar Selection (2023) — The Ohio State University, Buckeye Turf. 播種量(lbs/1000 平方フィート):ケンタッキーブルーグラス 2-3、トールフェスク 8-10、ファインフェスク 3-6、ペレニアルライグラス 7-8(プリセットは下限値)。
- Fall Turfgrass Recommendations and Tips (2019) — Kansas State University Research and Extension. トールフェスク「新しく播く場所では 1,000 平方フィートあたり 6~8 ポンドの種、オーバーシードではその約半分」、ケンタッキーブルーグラス「新しい芝生では 2~3 ポンド…、オーバーシードではその半分」。種が多すぎると芝生が病気にかかりやすくなる。
- Spring Lawn Overseeding (2023) — Nebraska Extension in Lancaster County. 「既存の芝にオーバーシードする場合、播種量は最大 50% 減らせる」:ブルーグラス 1-2、トールフェスク 4-6 lbs./1,000 sq.ft.。
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月4日