計算のしくみ
この計算機は、購入する床材と、釘打ち施工の床なら留め具の本数を求めます。
購入する面積 = 床面積 × (1 + ロス率 ÷ 100)
箱数 = ⌈ 購入する面積 ÷ 一箱あたりの施工面積 ⌉
床材の総延長 = 床面積 ÷ 床材の幅
留め具 = ⌈ 総延長 ÷ 間隔 ⌉
平均の長さ L がある場合:留め具 = ⌈ 総延長 ÷ L ⌉ × (⌈ L ÷ 間隔 ⌉ + 1)
⌈ ⌉ は切り上げです。ロス率は平行張りで 5 %、斜め張りで 10 %、または入力した値です。
数値の出典
- ロス率: DOMA Flooring(Bruce と同じ AHF のブランド)の無垢フローリング施工説明書:「切断と等級による選別のロスとして、実際に必要な面積に 5% を加える必要がある(斜め張りは 10%、接着張りは 10-15%)」。
- 施工面積: Bruce の無塗装無垢オークの製品資料では、2-1/4 in の細幅材が束あたり 19.5 sq ft、3-1/4 in の幅広材が 18.5 sq ft です。米国の例では 2-1/4 in の細幅材を使っています。お使いの製品の値を入力してください。
- 留め具の間隔: NWFA 施工ガイドラインの留め具表。幅 3 in 未満の 3/4 in 無垢細幅材は各材の両端近くに二本と 8–10 in ごとに一本、幅 3 in 以上の 3/4 in 幅広材は 6–8 in ごとです。
無垢フローリングとラミネートの違い
無垢フローリングは実の部分から床下地に釘やステープルで留めるため、箱数に加えて適切な留め具を適切な数だけ用意する必要があります。また乱尺で、施工中に切り落とす天然の欠点があるため、メーカーのロス率には切断だけでなく選別の分も含まれます。さらに施工前に部屋になじませる必要があります。浮き床の場合は、関連する計算機のラミネートフローリング計算機で箱数を求められます。
計算例
15 × 12 ft の部屋は 180 sq ft です。平行張りのロス 5 % を加えると 189 sq ft で、束あたり 19.5 sq ft なら 189 ÷ 19.5 = 9.7、つまり 10 束(195 sq ft)です。床には 2-1/4 in の細幅材が 180 × 144 ÷ 2.25 = 11,520 in(960 ft)入ります。8 in ごとに留め具を打つと 1,440 本で、これに各材の両端近くの二本ずつが加わります。
計算例
入力
- 測り方
- 部屋の長さ × 幅
- 部屋の長さ
- 15 ft
- 部屋の幅
- 12 ft
- 張り方
- 平行張り(ロス 5 %)
- 一箱・一束あたりの施工面積
- 19.5 sq ft
- 床材の幅(働き幅)
- 2 1/4 in
- 留め具の間隔
- 8 in
結果
- 床面積
- 180 sq ft
- ロスを含む面積
- 189 sq ft
- 箱数・束数
- 10
- 購入する面積
- 195 sq ft
- 床材の総延長
- 960 ft
- クリート・釘・ステープル
- 1,440
よくある間違い
- 正味の床面積だけを注文する。無垢フローリングは壁ごとに端を切り、欠点のある材は切り落とします。メーカーのロス率はそのためのものです。
- 斜め張りやヘリンボーンに平行張りのロス率を使う。斜め張りは壁ごとにロスが多くなり、DOMA の説明書では 5 % ではなく 10 % を求めています。
- 部屋の面積だけから留め具を数える。数は床材の幅によって変わります。細幅材ほど部屋の長さあたりの列が多くなるからです。
- 床材の端近くの留め具を忘れる。各材には通常の間隔に加えて両端近くに二本打つので、短い材ほど留め具が多く必要です。
- 届いてすぐに施工する。木の床材はまず部屋の湿度条件になじませる必要があります。説明書にあるならしの手順に従ってください。
前提条件と限界
- ロス率は、箱単位・束単位に切り上げる前に床面積に加えます。
- 床材の総延長は、床面積を床材の働き幅で割ったものです。
- 平均の長さがない場合、留め具は総延長を間隔で割って切り上げた数です。ある場合は、枚数 = 総延長 ÷ 平均の長さ を切り上げ、各材の両端とその間の間隔ごとに留め具を打つものとします。
- 留め具は施工する床の分だけ数え、ロスの分は数えません。脳天打ちする最初と最後の列は別に数えません。
- クローゼット、廊下、見切り部分は、その面積を加えた場合だけ含まれます。
よくある質問
無垢フローリングは何箱必要ですか?
床面積にロスを加え、一箱あたりの施工面積で割って切り上げます。15 × 12 ft の部屋は 180 sq ft で、5 % を加えると 189 sq ft、束あたり 19.5 sq ft なら 10 束必要です。
無垢フローリングはどれだけ多めに注文すべきですか?
AHF の DOMA 無垢フローリングの施工説明書では、切断と選別のために 5 %、斜め張りは 10 %、接着張りは 10–15 % を加えるとしています。お使いの床材の説明書では異なる場合があります。
フロア釘やクリートは平方フィートあたり何本ですか?
床材の幅と間隔によります。2-1/4 in の細幅材に 8 in ごとに留め具を打つ場合、平方フィートあたりの床材は 144 ÷ 2.25 = 64 in なので留め具は 8 本、これに床材の端近くの分が加わります。
無垢フローリングの釘の間隔はどれくらいですか?
NWFA の留め具表では、3/4 in の無垢細幅材は 8–10 in ごとに隠し釘打ちし、各材の両端近くに二本、幅 3 in 以上の 3/4 in 幅広材は 6–8 in ごととしています。薄い床材や複合フローリングは留め具も間隔も異なり、床材メーカーの説明書が優先します。
出典
- Bruce Unfinished Solid Hardwood sell sheet (WB-1492-725) — AHF, LLC (Bruce). 厚さ 3/4 in の無垢オーク、幅 2-1/4 in と 3-1/4 in、長さ 8.3–84 in。「束あたりの SQ FT:2-1/4˝ - 19.5、3-1/4˝ - 18.5」(米国の初期値は 2-1/4 in と 19.5 sq ft)。
- Solid Wood Flooring 3/4" Strip and Plank Installation Instructions — DOMA Flooring (AHF, LLC). 「切断と等級による選別のロスとして、実際に必要な面積に 5% を加える(斜め張りは 10%、接着張りは 10-15%)」。幅 1-1/2 から 3-1/2 in の留め具の間隔:推奨 8–10 in(20–25 cm)。
- NWFA Installation Guidelines, Appendix F – Fastener Schedule (revised 02.2016) — National Wood Flooring Association. 無垢の細幅材 3/4 in × 3 in 未満:「各材の端の近く(1”-3”)に最低二本。さらに隠し釘打ちで 8”-10” ごと」。幅 3 in 以上の無垢の幅広材:6–8 in ごと。
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月5日