計算のしくみ
この計算機は部屋の周長を求め、出入口・途切れる部分を差し引き、ロス率を加えて、一本の長さで割ります。
周長 = 2 × (長さ + 幅) または 直接入力
巾木の長さ = 周長 − 出入口・途切れる部分
ロス分を含む長さ = 巾木の長さ × (1 + ロス率 ÷ 100)
本数 = ⌈ ロス分を含む長さ ÷ 一本の長さ ⌉
⌈ ⌉ は次の一本への切り上げを表します。丸めは最後にだけ行います。
これは長さによる概算です。壁ごとに一本以上の巾木が必要で、短い端材はほとんど使えないため、短い壁の多い部屋では表示より多くの本数が必要になることがあります。正確な本数を知りたい場合は、壁ごとにカットを計画してください。
計算例
入力
- 測り方
- 部屋の長さ × 幅
- 部屋の長さ
- 15 ft
- 部屋の幅
- 12 ft
- 出入口・途切れる部分
- 3 ft
- 一本の長さ
- 16 ft
- ロス率
- 0 %
結果
- 部屋の周長
- 54 ft
- 巾木の長さ
- 51 ft
- ロス分を含む長さ
- 51 ft
- 本数
- 4
よくある間違い
- 出入口を差し引き忘れる。あるいは、扉のないクローゼットの内側に巾木を回す場合のように、実際には巾木を付ける開口部まで差し引いてしまう。
- 総延長だけで数える。ある壁の端材は次の壁には短すぎることが多いため、短い壁の多い部屋では、長さから考えるより多くの本数が必要です。
- 角のカット分を見込まない。入隅と出隅のたびに長さを使い、留め切りを失敗すれば切り直しになります。
- 一本の長さの呼び寸法と実寸を取り違える。ラベルや商品ページに記載された長さを使ってください。
前提条件と限界
- 部屋モードでは部屋を長方形とし、周長は 2 × (長さ + 幅) とします。ほかの形の場合は周長を入力してください。
- 出入口・途切れる部分は、一つの合計の長さとして差し引きます。
- 本数は総延長から数え、切り上げて整数にします。個々のカットや継ぎ目は計画しません。
- シューモールディング、見切り材(クォーターラウンド)、コーナーブロック、釘、接着剤は含みません。
よくある質問
ドアの開口部は差し引きますか?
はい。巾木はドア枠(ケーシング)で止まるので、各開口部の幅を差し引きます。すべての開口部を合計し、その合計を「出入口・途切れる部分」に入力してください。
巾木はどのくらい多めに買えばよいですか?
角の数と、端材が短い壁にどれだけ使えるかによって変わります。もっとも確実なのは、購入できる一本の長さに対して壁ごとに割り付けを計画することです。ここでのロス率は、総延長に割合を上乗せします。
廻り縁やシューモールディングにも使えますか?
長さの計算には使えます。その部材が実際に途切れる部分だけを入力してください。たとえば天井の廻り縁は、巾木が避けなければならないドア開口部の上も通して付けることがあります。
出典
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月2日