計算のしくみ
この計算機は、腰壁を張る壁の長さを求め、高さを掛けて面積を出し、パネルや羽目板を腰壁の高さに切るものとして必要数を計算します。
全長 = 2 × (長さ + 幅) − 途切れる部分 または 壁の長さ − 途切れる部分
面積 = 全長 × 高さ
パネル = ⌈ ⌈ 全長 × (1 + ロス率 ÷ 100) ÷ パネルの幅 ⌉ ÷ ⌊ パネルの高さ ÷ 高さ ⌋ ⌉
羽目板の切り出し本数 = ⌈ 全長 × (1 + ロス率 ÷ 100) ÷ 働き幅 ⌉ · 羽目板 = ⌈ 切り出し本数 ÷ ⌊ 羽目板の長さ ÷ 高さ ⌋ ⌉
笠木 = ⌈ 全長 × (1 + ロス率 ÷ 100) ÷ 一本の長さ ⌉
⌈ ⌉ は整数への切り上げ、⌊ ⌋ は整数への切り捨てです。
計算例
12 × 10 ft の部屋の周長は 44 ft で、3 ft の出入口が一つあると全長は 41 ft です。高さ 32 in の腰壁の面積は 41 × 32 ÷ 12 ≈ 109.3 sq ft です。4 × 8 ft のパネルを横に切ると 96 ÷ 32 = 3 本の帯が取れ、それぞれ幅 4 ft です。全長には 41 ÷ 4 = 10.25、つまり帯 11 本が必要で、11 ÷ 3 = 3.67 からパネルは 4 枚です。上端の笠木は 41 ft で、8 ft の材 6 本です。
パネルの枚数は高さで決まる
ビードボードの溝はパネルの高さ方向に通っているため、パネルは横方向に切って帯にします。パネル一枚あたりの帯の本数は段階的に変わり、8 ft のパネルからは高さ 32 in までの帯なら三本取れますが、33 から 48 in では二本だけです。高さを決めるときは両方を確かめてください。腰壁を低くするとパネルが三分の一少なくて済むことがあります。腰壁用にカット済みのパネルは DPI の 48 × 32 in の Whitehall 腰壁パネルのように一つの高さで作られており、一枚で帯一本です。
パネルのサイズ
DPI のビードボードパネルは幅 4 ft、高さ 8 ft で、ここでの米国の例です。パネルや羽目板のサイズは製品や地域によって異なるため、メートル法の欄は空欄から始まります。購入する製品のサイズを入力してください。
計算例
入力
- 測り方
- 部屋の長さ × 幅
- 部屋の長さ
- 12 ft
- 部屋の幅
- 10 ft
- 出入口などの途切れる部分
- 3 ft
- 腰壁の高さ
- 32 in
- 材料
- ビードボードのパネル・腰壁パネル
- パネルの幅
- 4 ft
- パネルの高さ
- 8 ft
- 笠木・腰見切り一本の長さ
- 8 ft
- ロス率
- 0 %
結果
- 部屋の周長
- 44 ft
- 腰壁の長さ
- 41 ft
- 腰壁の面積
- 109.3 sq ft
- 購入するパネルの枚数
- 4
- 笠木・腰見切りの本数
- 6
よくある間違い
- 実付き羽目板の全幅を使う。はめ合わせると見えるのは働き幅だけなので、板の全幅から考えるより多くの羽目板が必要です。
- どんなパネルの高さでもよいと考える。4 × 8 ft のパネルからは 32 in の帯なら三本取れますが、36 in の帯は二本しか取れません。数インチ高くするだけでパネルが三分の一多く必要になることがあります。
- 窓を差し引く。腰壁は上にある窓の下にも続くため、差し引くのは出入口など床から天井まで途切れる部分だけです。
- 笠木や腰見切りを忘れる。パネルの上端には全長にわたってモールディングが必要です。
- 壁の水平を確認しない。床が傾いていると、水平な上端線までの高さが場所によって変わり、各帯の余りの長さを使ってしまいます。
前提条件と限界
- 部屋モードでは部屋を長方形とし、周長は 2 × (長さ + 幅) です。それ以外の部屋では腰壁を張る壁の長さを入力してください。
- 出入口などの途切れる部分は合計の長さとして差し引き、残りの全長に同じ高さの腰壁を張ります。
- パネルは溝が高さ方向に通っているものとし、横方向に切って腰壁の高さの帯にします。帯は全長で数えるため、ある壁の端で出た端材は次の壁に続けて使うものとします。
- ロス率は、パネル、羽目板、笠木の本数を切り上げる前に全長へ加えます。
- 巾木、出隅の見切り材、接着剤、釘、塗料は含みません。
よくある質問
腰壁に必要な量はどう計算しますか?
腰壁を張る壁の長さを測って出入口を差し引き、腰壁の高さを掛けると面積になります。パネルの場合は、全長をパネルの幅で割って必要な帯の本数を出し、それをその高さでパネル一枚から取れる帯の本数で割ります。12 × 10 ft の部屋に 3 ft のドアが一つなら全長は 41 ft で、高さ 32 in なら 4 × 8 ft のパネルから帯 11 本、つまりパネル 4 枚です。
ビードボードのパネル一枚で何平方フィート張れますか?
4 × 8 ft のパネルは 32 sq ft ですが、腰壁で大事なのはそこから何本の帯を切り出せるかです。高さ 32 in なら幅 4 ft の帯が三本取れますが、36 in や 42 in では二本だけで、残りは端材になります。
腰壁に実付きの羽目板は何枚必要ですか?
壁の長さを羽目板一枚の働き幅で割って材の本数を出し、それを羽目板一枚から取れる腰壁の高さの材の本数で割ります。壁 54 ft、3 1/2 in の羽目板、長さ 8 ft、高さ 36 in、ロス 10 % なら、羽目板 102 枚から 204 本を切り出します。
腰壁では窓を差し引くべきですか?
通常は差し引きません。腰壁は窓の下を通るので、壁の長さは変わりません。差し引くのは出入口、収納など腰壁が途切れる場所だけです。
腰見切りや笠木はどれだけ必要ですか?
腰壁の全長にロス率を加え、一本の長さで割ります。例では、全長 41 ft を 8 ft の材で割って 6 本です。
出典
- Premium Beadboard Panels — DPI (Decorative Panels International). ビードボードの壁パネル「パネル寸法:4'W X 8'H」(Dover Plank、EZBead、Whitehall)、Whitehall Wainscoting「48”W X 32”H」。米国のパネルの初期値は 4 × 8 ft。
- NIST Handbook 44, Appendix C – General Tables of Units of Measurement — National Institute of Standards and Technology. 単位の厳密な定義:1 in = 2.54 cm、1 yd³ = 27 ft³、1 US gal = 231 in³、1 lb = 0.45359237 kg。
計算方法の確認日:2026年11月5日